「転職を決めていないのに、キャリア相談を利用してよいのか」「20代でキャリア相談をするのは早すぎないか」と感じている方もいるのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、転職を決めていない段階でも、20代のキャリア相談は利用して問題ありません。ただし、相談先によって、求人紹介や自己分析、気持ちの整理など、受けられる支援や役割が異なります。
この記事では20代でキャリア相談をしている人がどのくらいいるのか、相談先の種類、そして自分に合う相談先の選び方までを解説します。
今の自分がキャリア相談を利用してよいのか迷っている方は、相談を検討する際の参考にしてください。
20代でキャリア相談をする人は珍しくない

転職を決めていなくても、20代でキャリア相談をする人は珍しくありません。
「なんとなくしんどい」という段階でも、キャリアについて相談することはできます。
以下ではキャリアについて相談したいと考えている20代の割合と、国が20代向けに用意している相談窓口を紹介します。
20代で専門家に相談したいと思っている人はどのくらいいる?
労働政策研究・研修機構(JILPT)では、年代別に職業やキャリアに関する支援やサービスの利用に関する認識の調査をしています。


出典:JILPT「調査シリーズNo.208 就業者のライフキャリア意識調査」2021年3月、第4章4節(1)
上記の図表は「これからの職業やキャリアに関する支援やサービスを利用するとしたら」という設問のうち、メール・電話・対面で「相談したい」と回答した割合を年代別に出したものです。
20代では11.0%が「相談してみたい」と回答しており、20代〜50代のなかで最も高い割合となっています。
この調査結果からキャリアについて誰かに相談したいと考えている20代は一定数いることがわかります。「相談しているのは自分だけなのでは…」と気負う必要はありません。
国も20代向けのキャリア相談窓口を用意している
国や自治体も、20代が使える無料のキャリア相談窓口を用意しており、若年層の相談ニーズは公的にも認知されています。ただし、窓口によって対象者や相談できる内容は異なります。
- わかものハローワーク
おおむね35歳未満で、正社員就職を目指す人を対象にした厚生労働省の相談窓口です。仕事探しや面接対策の相談を無料で受けられます。 - 地域若者サポートステーション(サポステ)
15歳から49歳までで、主に現在仕事をしておらず、就学中でもない人を対象に、原則無料でキャリアの相談ができる厚生労働省の窓口です。 - キャリア形成・リスキリング相談コーナー
年齢を問わず、在職者・求職者を対象にキャリアや学び直しを無料で相談できる厚生労働省の窓口です。
いずれも国が実施・委託する公的な支援で、営利目的の勧誘はありません。転職を決めていない段階でも、気軽に利用できます。
20代のキャリア相談では何を話す?相談できること6つ
20代がキャリア相談で話せることは、主に次の6つです。
- 今の仕事を続けるかどうかのモヤモヤした気持ち
- 人間関係・働き方・残業などの環境面
- 自分の強み・向いている仕事
- 結婚・出産・育児などライフイベントとの両立
- キャリアプランの立て方
- 転職活動の進め方・書類・面接
キャリア相談とは、転職を前提とせず、これからの働き方を一緒に整理する場で、その場で必ず結論を出す必要はありません。人に話して言葉にすることで、悩みの正体や優先順位が見えてくることもあるでしょう。
ここからは、20代のキャリア相談で話せる主な内容を6つ紹介します。
今の仕事を続けるかどうかのモヤモヤした気持ち
「このまま今の仕事を続けていいのか」という漠然とした迷いは、キャリア相談で最も多い入り口のひとつです。
結論が出ていない状態のまま話しても問題ありません。「なんとなくしんどい」「モヤモヤする」といった、言葉になりきっていない気持ちだけでも十分な相談内容になります。
人間関係・働き方・残業などの環境面
人間関係・残業・働き方といった環境面の悩みも、キャリア相談で扱えるテーマです。
JILPTの調査では、20代が感じている仕事やキャリアを含めた生活上の問題のなかでも、「職場の人間関係」と「仕事内容」に関する悩みの比重が大きいことが示されています。両項目の平均得点を合わせると53%を占めており、環境面のしんどさは特定の人だけの問題ではないことがわかります。

出典:JILPT「調査シリーズNo.208 就業者のライフキャリア意識調査」第4章3節(1)
キャリア相談では、こうした悩みについて話しながら、しんどさの原因を整理できます。
原因が仕事内容そのものではなく働く環境にある場合、転職以外に異動や働き方の調整で解決することもあります。
自分の強み・向いている仕事の整理
自分の強みや向いている仕事の整理も、キャリア相談で相談可能なテーマです。社会人経験がまだ浅くても、これまで担当してきた業務を振り返れば、強みは言語化できるでしょう。
たとえば営業事務であれば、「定型業務のスピードを上げるためにExcelのフォーマットを改善した」「他部署との調整をスムーズに進めた」といった、日々当たり前のようにこなしている工夫も、立派な強みになります。
キャリア相談では、こうした経験を振り返りながら、自分では気づいていなかった強みを整理することが可能です。
結婚・出産・育児などライフイベントとの両立
結婚・出産・育児といったライフイベントと仕事の両立も、キャリア相談で扱えるテーマです。
20代後半になると、結婚・出産・育児を踏まえてキャリアを考える人が増えていくでしょう。
育児との両立は女性に限ったテーマではありません。将来のライフイベントを見据えて、今のうちから働き方を整理しておくとよいでしょう。
キャリアプランの立て方
将来を見据えたキャリアプランの立て方も、キャリア相談で扱えるテーマです。
ライフイベントや年齢を踏まえながら、今後の働き方や目標を一緒に整理できます。
たとえば「3年後にどうなっていたいか」を先に考え、そのために必要な経験やスキルを整理していく方法があります。そこから、今の仕事でできることや身につけたいスキルを考えてみましょう。
転職活動の進め方・書類・面接
実際に転職活動を進める段階であれば、職務経歴書の書き方や面接対策といった実務面も相談できます。
気持ちの整理から一歩進んで、行動に移すタイミングで役立つサポートです。
応募先の選び方や求人の見方、これまでの経験の伝え方など、転職活動を進めるうえで迷いやすい点についてアドバイスを受けられる相談先もあります。
特に、20代のうちは転職経験が少なく、転職活動に自信が持てない20代の方もキャリア相談でアドバイスをもらえる可能性があります。
20代がキャリア相談をする3つのメリット
20代がキャリア相談をする主なメリットは、次の3つです。
- 選択肢が多いうちに方向性を決められる
- 悩みを言語化し、一人で悩む時間を減らせる
- 転職しない選択にも納得感を持てる
早い段階でキャリア相談を利用すると、悩みが解消されるだけでなく、今後のキャリアにとって前向きな効果も期待できます。それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。
選択肢が多いうちに方向性を決められる
20代は選択肢が多く、早く相談するほど打てる手が多くなります。未経験の職種への転職やキャリアチェンジは、年齢が上がるほどハードルが上がりやすい傾向にあります。
20代前半はこれからの方向性を広く探ることができ、20代後半でも、これまでの経験を振り返りながら今後のキャリアを考えることが可能です。
早めにキャリアについて整理しておくことで、転職だけでなく、今の仕事を続ける、必要な経験やスキルを身につけるなど、自分に合った選択肢を検討しやすくなるでしょう。
悩みを言語化し一人で悩む時間を短縮できる
第三者に話して言語化することで、一人で悩む時間を短縮できます。自分の中だけで考えていると、同じ悩みを何度も繰り返し考えてしまいがちです。
また、SNSで同世代の転職の話を見て焦りを感じると、一人で考え続けてしまうこともあるでしょう。
悩んでいる時は、誰かに話すことで、自分の考えを整理しやすくなります。人間関係・業務内容・働き方など、何にしんどさを感じているのかが見えてくると、次の一歩を考えやすくなるでしょう。
転職しない選択にも納得感を持てる
キャリア相談で悩みや希望を整理すると、転職だけでなく、今の仕事を続けるという選択にも納得感を持てるようになります。
たとえば、今の仕事で不満に感じている点と、続けたい理由を分けて考えることで、「本当に転職が必要なのか」を見直すこともできます。
他の選択肢と比較し、考えを整理したうえで「現職に残る」と決めれば、自分なりの理由を持って選択でき、今の仕事を続けることにも納得しやすくなるでしょう。
20代のキャリア相談先5種類を比較

20代のキャリア相談先は、大きく5種類に分けられます。まずは比較表で全体像をつかんでから、それぞれの特徴を見ていきましょう。
| 相談先 | 目的 | 費用 | 期間 | 向いている人 | 空気感 |
|---|---|---|---|---|---|
| 転職エージェント | 求人紹介・ 転職支援 | 無料 | 転職活動中 | 求人紹介まで進めたい人 | ややかっちり・転職前提 |
| キャリアコーチング | 自己分析・キャリア 設計 | 有料 | 数回〜数か月 | じっくり自己分析したい人 | 本格的・ 伴走型 |
| 公的機関の窓口 | 中立的な 相談・ 情報提供 | 無料 | 単発〜 | 中立に無料で話したい人 | 手続き的・ やや堅い |
| 社内の上司・先輩/友人 | 身近な相談 | 無料 | 随時 | 手軽に話したい人 | 気心が知れる・主観は入りやすい |
| 転職相談BARなど カジュアルなキャリア相談の場 | 気持ちの 整理 | 店舗による | 単発〜 | 気軽に話しながら整理したい人 | カジュアル・話しやすい |
転職エージェント
【転職エージェントへのキャリア相談はこんな20代におすすめ】
- 転職する意思がある程度固まっている人
- 自分の経験で応募できる求人を知りたい人
- 書類添削や面接対策までまとめてサポートしてほしい人
転職エージェントは、転職を前提に求人紹介まで進めたい人に向いており、無料で求人紹介から応募書類の添削、面接対策などのサポートを受けられます。
収益は企業側から支払われる仕組みのため、求職者は基本的に無料で利用できます。
一方で、転職を前提に話が進みやすい面もあります。まだ求人紹介まで進みたくない場合は、まだ整理段階であることを最初に伝えておくと安心でしょう。
キャリアコーチング
【キャリアコーチングへのキャリア相談はこんな20代におすすめ】
- 転職するかどうかも含めて今後の方向性を整理したい人
- 自分の強みや価値観をじっくり掘り下げたい人
- 数回〜数か月かけて継続的に相談したい人
キャリアコーチングは、自己分析や今後の方向性をじっくり整理したい人に向いています。
オンラインでコーチと1対1で面談するサービスが多く、数回〜数か月にわたって定期的に相談しながら、自分の価値観や強み、今後のキャリアについて整理していきます。サービスによっては、対面で相談できる場合もあります。
転職を前提とせず、時間をかけて自分の価値観や方向性を掘り下げていくスタイルです。
費用は数万~数十万円程度(サービスにより異なる)が目安です。無料の相談先に比べて本格的に伴走してもらえる分、費用がかかる点は理解しておく必要があります。
公的機関
【公的機関へのキャリア相談はこんな20代におすすめ】
- 費用をかけずにキャリアや仕事について相談したい人
- 就職・転職に関する公的な支援制度も知りたい人
- 民間サービスへの相談に抵抗がある人
公的機関は、お金をかけず中立的に相談したい人に向いています。
営利目的の組織ではないため、求人紹介やサービスの利用をすすめられる心配が少なく、無料で利用できるのが特徴です。
わかものハローワークや地域若者サポートステーションなど、20代でも利用できる窓口が複数あります。
公的な窓口のため、人によってはやや堅く感じることもありますが、公平な立場で話を聞いてもらえる安心感があります。
社内の上司・先輩/友人
【社内の上司・先輩/友人へのキャリア相談はこんな20代におすすめ】
- まずは身近な人に話して考えを整理したい人
- 自分の仕事ぶりや性格を知る人から意見を聞きたい人
- 今の職場の事情を踏まえて相談したい人
社内の上司・先輩や友人も、まず手軽に話したい場合の選択肢の一つです。
身近な相手であればすぐに話せるうえ、気心が知れているため話しやすいという利点があります。
一方で、相手の主観が入りやすいことや、職場内の利害関係が絡むこと、内容が周囲に伝わってしまう可能性があることは、あらかじめ理解しておく必要があります。
転職相談BARなどカジュアルなキャリア相談の場
【転職相談BARなどカジュアルな相談の場はこんな20代におすすめ】
- 転職するか決める前に、まず今の気持ちを整理したい人
- かしこまった面談形式だと本音を話しにくい人
- 「なんとなくしんどい」など、まだ悩みをうまく言葉にできない人
面談室やスーツの空気が苦手で、まず気持ちを整理したい人には、カジュアルな相談の場が向いています。
カジュアルなキャリア相談の場は、面談室のようなかしこまった環境ではなく、飲食店やラウンジなど比較的リラックスしやすい場所で、キャリアについて話せる相談先です。
キャリア支援の経験があるスタッフなどに、転職するか決めていない段階から、今の仕事へのモヤモヤや将来への不安を相談できます。
その一例が転職相談BARです。転職相談BARでは、リラックスした雰囲気の中で本音を話しやすく、転職を強制されることもありません。
かしこまった相談が苦手な方は、選択肢の一つとして検討してみてください。
20代のキャリア相談は無料でできる?有料との違い
20代のキャリア相談は、無料でも利用できます。無料と有料は、相談できる範囲や回数、サポート期間が異なるだけで、どちらが優れているというものではありません。
ここからは無料でできることと有料との違い、そして「無料だと勧誘されるのでは」と不安な方が知っておきたいポイントを紹介します。
無料のキャリア相談でできること
20代のキャリア相談先の多くは、無料で利用できます。
転職エージェントは企業側から報酬を受け取り、公的機関は税金で運営されているため、利用者に費用はかかりません。
無料相談と有料相談では、一般的に次のような違いがあります。
| 無料相談 | 有料相談 |
| 悩みや現状を整理する | 継続的にキャリアをサポートしてもらう |
| キャリアの方向性を考える | キャリアプランを具体的に設計する |
| 強み・経験を整理する | 強みや価値観をより深く整理する |
| 選択肢や情報を知る | 具体的な行動計画まで整理する |
| 単発で相談できる場合が多い | 定期的に振り返りながら相談できる |
| 相談先によって求人紹介や転職支援を受ける | 中長期的なキャリア形成を継続して支援してもらう |
※相談できる内容やサポート範囲は、サービスによって異なります。
有料のキャリアコーチングは、時間・専門性・伴走に対して費用を払う仕組みです。
無料の相談が単発の情報提供にとどまりやすいのに対し、有料相談は数回から数か月にわたって同じ担当者が伴走し、価値観や方向性を時間をかけて掘り下げていきます。
相談先によっては、求人紹介や書類添削、面接対策などの転職支援を受けられる場合もあります。
気軽に相談したい方は、無料の窓口から相談を始めてみましょう。
有料と無料のキャリア相談を選ぶときのポイント
無料と有料のキャリア相談は、相談したい内容や必要なサポートに合わせて選びましょう。
まずは気持ちを整理したいだけなら無料から、時間をかけてじっくり深掘りしたいなら有料も検討する、という選び方をするのがよいでしょう。
また、求人紹介や転職活動のサポートを受けたいのか、転職を前提とせず今後の方向性を整理したいのかによっても、適した相談先は異なります。費用だけで判断せず、「何を相談したいか」「どの程度の期間サポートを受けたいか」を基準に選ぶとよいでしょう。
無料相談では勧誘されることがある?
無料の相談先すべてで、強引な勧誘が行われるわけではありません。
公的機関は営利を目的としていないため、転職を強く勧められる心配が少ない点が特徴です。一方、転職エージェントでも、相談者の希望や状況に合わせて転職するかどうかを含めて相談できるサービスがあります。
営利目的の相談先を利用する場合は、「今は情報収集中です」と最初に伝えておけば、希望する相談の範囲を共有しやすくなります。
相談後の連絡がしつこいと感じた場合は、無理にやり取りを続けず別の相談先に切り替えて問題ありません。
失敗しない!20代のキャリア相談先の選び方4つのポイント

20代がキャリア相談先を選ぶときは、次の4つを確認しましょう。
- 相談したい目的で選ぶ
- 本音を話しやすい雰囲気で選ぶ
- 費用と期間で選ぶ
- 複数の相談先を試して担当者との相性を確かめる
相談先の選び方を間違えると、「話しにくい」「急かされた」と感じて、相談自体が続かなくなることがあります。
ここまで紹介してきた種類や費用の情報とあわせて、自分に合う相談先を選ぶ判断材料にしてください。
相談したい目的で選ぶ
相談先を選ぶ最初の基準は、「気持ちを整理したいのか」「転職活動を進めたいのか」という目的です。
整理段階であれば、公的機関やキャリアコーチング、カジュアルな相談の場が向いています。
実際に転職活動を進めたい段階であれば、求人紹介まで一気に進められる転職エージェントが適しています。
目的と相談先の役割が合っていないと、話がかみ合わず満足度が下がってしまうため注意が必要です。今の自分がどちらの段階にいるか、相談する前に確認しておきましょう。
本音を話しやすい雰囲気で選ぶ
相談先は、機能だけでなくかしこまった雰囲気か気軽に話せる雰囲気かという空気感でも選んでかまいません。どれだけ実績のある相談先でも、身構えてしまい本音を話せなければ、気持ちの整理は進みにくくなります。
転職相談BARのようなカジュアルな相談の場では、お酒やドリンクを片手に、肩の力を抜いた状態で悩みを話せます。
話しやすさは相談の質を左右し、続けて相談できるかどうかにも直結します。まずは自分がリラックスして話せそうな空気感かどうかを、相談先選びの判断材料に加えてみてください。
費用と期間で選ぶ
費用と期間も、続けやすさを左右する判断基準です。単発で気持ちを整理するだけなら、無料の窓口で十分なことが多く、時間をかけて自己分析や方向性を深めたい場合は、数万~数十万円程度の有料コーチングが選択肢になります。
最初から高額なプランを選ぶ必要はありません。まずは無料の相談から始め、必要に応じて有料の継続的なサポートを検討する、という段階的な進め方もできます。
複数の相談先を試して担当者との相性を確かめる
一つの相談先や担当者の意見だけを鵜呑みにせず、複数試してみることも大切です。担当者との相性は、実際に話してみないと分からない部分です。合わない相手では本音が出せず、整理が進みません。
無料の相談を2〜3か所受けて、話しやすさや否定しない姿勢、同世代・同性への理解などを見比べてみましょう。
一つの相談先で違和感を持っても、そこで終わらせる必要はありません。合わないと感じたら、無理に続けず、別の相談先に切り替えるのもよいでしょう。
20代のキャリア相談についてよくある質問
ここまで、相談できる内容や相談先の種類、選び方を紹介してきましたが、それでもまだ気になる点が残っている方もいるでしょう。
ここでは、20代のキャリア相談について寄せられることが多い質問に、Q&A形式でお答えします。
20代後半だと遅い?
20代後半でキャリア相談を始めても、遅すぎることはありません。20代後半は、これまでの経験を踏まえて軌道修正がしやすい時期でもあります。
キャリア相談では、これまでの経験や今後希望する働き方を整理しながら、次の選択肢を考えられます。
相談は早いほど選択肢が広がりますが、20代後半からでも「このままでいいのかな」と感じたタイミングで、今後について考えるきっかけとして相談してみてもよいでしょう。
手ぶらで相談に行っても大丈夫?
キャリア相談に手ぶらで相談に行っても差し支えありません。気持ちを整理する段階の相談では、職務経歴書などの準備は必須ではないためです。
特に転職相談BARのようなカジュアルな場では、思いついたことをそのまま話す感覚で気軽に利用できます。
20代でも仕事や将来に悩んだら話しやすいキャリア相談先を利用しよう
転職を決めていなくても、20代のキャリア相談は利用してかまいません。キャリア相談は答えを出す場ではなく、まずは気持ちを整理する場として使うものだからです。
「なんとなくしんどい」というモヤモヤも、まだ言葉になりきっていない感覚も、そのまま持ち込んで問題ありません。思い立ったときに、相談してみましょう。
相談先には、転職エージェントやキャリアコーチング、公的機関、社内の上司や友人など、複数の選択肢があります。
無料で始められる窓口も多いため、費用を理由にためらう必要はありません。堅い場が苦手なら、転職相談BARのようなカジュアルな場で、お酒を片手に肩の力を抜いて話してみるのも一つの方法です。
相談先を選ぶときは、サービス内容だけでなく、自分が本音を話しやすい雰囲気かどうかも大切です。まずは気軽に利用できる窓口から、今の気持ちを言葉にしてみてください。